対人地雷問題の中部地雷問題支援ネットワーク

  • チャンナレットと白井(2009年 シェムリアップ:カンボジアにて)
  • チャンナレットと白井(2020.1.30)

 中部地雷問題支援ネットワークは1998年9月から12月にかけて実施された日本初の本格的地雷問題講座の「今、最も深刻な環境問題としての地雷問題を考える」を契機に発足しました。
 
 連続10回の講座では、様々な立場の講師陣から、最新の地雷問題の実態が報告され、問題の深刻さが浮彫りになりました。講座を終了するにあたり、地雷問題はもっと継続的に取り組んでいく必要があり、より一層多くの一般市民の方々に目を向けていただけるよう、様々な機会を設けたいと思いました。そうして出来たのがこの中部地雷問題支援ネットワークです。このNGOを立ち上げる際に目的としたことが対人地雷問題の深刻さを身近な人々に知っていただくことでした。
 
 時を経て情勢が変わり、今や対人地雷問題への関心はずいぶん薄くなりました。ですが、対人地雷の問題が無くなったわけでも何でもありません。今後も地道に問題を訴え続けていく必要があります。今後も以下のふたつを出来る限りお伝えしていきたいと思っています。
 
 
(1)地雷問題と雷問題支援活動の実態を市民に伝える講座を年2回は実施する。
 
(2)世界各地から次々寄せられる様々な地雷問題の関連ニュースをリアルタイムで市民の方々に提供する。
 
 
このホームページは以上の2点の実現のための具体的手段です。
 

 
(白井のプロフィル)

1953年生まれ。元地方公務員。1997年に自ら開催した対人地雷問題の講演会を契機に、対人地雷禁止活動に参加。

1998年、中部地雷問題支援ネットワークを立ち上げ、同年JCBL(地雷廃絶日本キャンペーン)にも加わり、以後活動を続けています。カンボジアへの渡航歴は20回以上です。2014年にはアンゴラでの現地調査も敢行しました。リタイア後も細々ですが活動を継続しています。

(お知らせ)New!

 2023年11月14日に公表された、ランドマイン・モニター 2023 の「主な調査結果」を翻訳しました。

ランドマイン・モニター 2023 主な調査結果


【 定期講演会のお知らせ】

 第50回目の中部地雷問題支援ネットワーク講演会のご案内です。今回は2023年11月に世界地雷禁止キャンペーン(ICBL)から発表される「ランドマイン・モニター2023」の要約を翻訳し、全世界の最新の対人地雷被害者の情報、被害者支援の状況、日本を含めた各国政府の対人地雷関連援助の実態、対人地雷全面禁止条約の問題点等についてわかりやすく解説します。
 2022年2月24日に勃発したウクライナ戦争はいまだに終結の兆しさえありません。同戦争によりウクライナの国土の3分の1(20万平方キロメートル)が地雷原と化しました。そして、現在進行中のイスラエル・ガザ戦争では一方的な虐殺が進行中です。今回の講演会では、注目点として、ウクライナ戦争、イスラエル・ガザ戦争により一層悪化した世界の対人地雷問題の動向を探ります。

 

講   師    白井敬二(中部地雷問題支援ネットワーク代表)
開催日時   2023年12月10日(日) 午後1時30分〜4時
開催場所   JICA中部 セミナールーム B3-4
       名古屋市中村区平池町4丁目60-7(名古屋駅より東に徒歩8分)
費       用   無料
定    員   10名
参加資格   小学生以上
申込方法   以下の問い合わせ先に申し込み
問合せ先   eメール white1000million@gmail.com 

終了しました!

YouTubeに動画をアップしました
世界の対人地雷問題の状況 LM2023

 

(連絡先)white1000million@gmail.com 



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見聞録                 詳しくはこちら

出張講演記録              詳しくはこちら

このホームページの内容については白井敬二が全責任を負います。ご意見等はwhite1000million@gmail.comまでお願いします。

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