第8回 中部地雷問題支援ネットワーク講演会
「沖縄に平和村を」
開催日時 平成14年7月8日(月) 午後6時30分~8時330分
開催場所 瑞穂生涯学習センター 視聴覚室
講 師 藤原利和
参加者 11名
今回は急遽沖縄の医師:篠原利和さんをお招きして学習会を企画いたしました。篠原さんは、世界中の戦禍に苦しむ子どもたちを救援し、教育する「沖縄国際平和村(仮称)」の建設を計画しています。こうした平和村は世界十五カ国に百カ所余りあり、戦地で傷ついた子どもたちのケアなどに当たっています。篠原さんはその建設支援とアピールのため、自転車で日本全国を講演してまわることを決意し、本年5月1日、沖縄を出発しました。往路は太平洋側を走り、北海道から帰路は日本海側を走り、沖縄には10月16日に帰る予定です。
以上の内容で予定通り講演会を実施しましたが、後日篠原さんの履歴に虚偽があることが確認されました。中部地雷ネットワークとしては、講演会の参加者(11名)の皆さんにお詫び申し上げます。ただ、内容については、世界の地雷に苦しむ人々の状況を伝える点で大きな誤りは無かったと確信しています。以下に、新聞掲載記事および篠原さん自身によるお詫びの文書を転載します。
東京新聞TOKYO発欄の「お詫び」の記事。
◇おわび
TOKYO発(8月13日付)や、本紙の一部の地域版で「地雷被害の子を救済する施設建設を目指し、全国を自転車行脚する医師」を取り上げました。この男性、篠原利和氏(54)は、「米国で医師資格を取得した」としていましたが、その後の本紙の調べなどで、医師資格を持っていないことが判明しました。篠原氏本人も認め謝罪、募金した方が返金を希望すれば応じるとしています。篠原氏は現在、自転車行脚を自粛し沖縄に戻っていますが、施設建設活動は続行しています。読者の方々に誤った経歴をお伝えしたことをおわびいたします。
▽篠原氏の連絡先=電098(951)0819(FAX兼用)